アルファ・マーケティング ブログ
集客を「量」で考えるか、「質」で考えるか。
「HPからの受注金額を増やしたい」。そんなとき、経営者のあなたは、どんな手段を考えますか?
「HPへの訪問者数を増やすことで受注金額アップ」を目指すなら、SEOやWeb広告が重要となります。これは、母数を増やすという「量」の考え方。仮に「HPからの受注金額を2倍にすること」を目標とするならば、SEO対策やWeb広告によって少なくとも2倍の訪問者数の獲得が必要となります。
一方、「引合い発生率と工事単価を高めることで受注金額を増やす」のであれば、SEO対策やWeb広告よりも「ホームページの内容の改善(ブランディング)」が重要となります。これは「質」にフォーカスする考え方です。
例えば、自社HPが「小額工事の引合いが多いHP」だったとします。その場合、SEO対策等でHPへの訪問者数を増やしたとしても、小額工事が増えるだけで工事単価が高い水回りリフォームや全面リフォームの引合いは増やせません。しかし、「水回りリフォームが得意そうだ」と顧客に思ってもらえるHPに改善できれば、小額工事に加え水回りの顧客からの引合いも獲得できるようになります。そうなれば、受注金額が上がるだけでなく、一人あたりの生産性アップにもつながります。
集客における「量」と「質」はどちらも大切ですが、マンパワーに問題を抱える小規模なリフォーム会社の場合は、「質」を優先して対策を打つほうがいいように思います。